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ボローニャの39歳FWが5大リーグ史上最年長ハットトリックの大記録!イタリアでは72年ぶり記録更新

text by 編集部 photo by Getty Images

ロドリゴ・パラシオ
【写真:Getty Images】

 イタリア・セリエA第34節ボローニャ対フィオレンティーナ戦が現地時間2日に行われ、3-3のドローに終わった。ボローニャの元アルゼンチン代表FWロドリゴ・パラシオは、5大リーグ史上最年長記録となるハットトリックを達成している。

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 ボローニャの日本代表DF冨安健洋も負傷から復帰して5試合ぶりの先発を果たした一戦は、激しいゴールの奪い合いとなった。アウェイのフィオレンティーナが3度にわたってリードを奪いながらも、ボローニャがそのたびに追いついて最終的にドローに持ち込んでいる。

 そのボローニャの3得点全てを挙げたのが39歳の大ベテランFWパラシオだ。今季ボローニャでは前節まで31試合に出場し、第2節で挙げた1得点が唯一のゴールだったが、突然の大爆発。セリエA12年目にして自身初のハットトリックとなった。

 イタリア『スカイ』など複数メディアが伝えるところによれば、「39歳86日」でのハットトリックはセリエAでも欧州5大リーグでも最年長記録を更新するもの。セリエAではイタリア代表のレジェンドであるシルヴィオ・ピオラ氏が1950年以来保持していた「37歳41日」という記録を72年ぶりに塗り替えた。欧州5大リーグでは、ベティスのMFホアキンが2019年12月に記録した「38歳140日」でのハットトリックがこれまで最年長だった。

 一方、同じ試合では若い選手も躍動を見せた。パラシオの3得点は全てU-20イタリア代表MFエマヌエル・ヴィニャートがアシストしたものであり、“アシストハットトリック”を達成。『Opta』によれば、20歳251日での1試合3アシストは2004年以降のセリエAでは2番目に若い記録だという。2014年には当時インテルのMFマテオ・コヴァチッチが20歳4日で1試合3アシストを記録していた。

 フィオレンティーナの方でも、21歳のセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチが2得点を挙げる活躍で今季の得点数を19点に伸ばした。セリエAで年間18得点以上を決めた選手としては、レジェンドのジョゼ・アルタフィーニ氏が1958/59シーズンに28得点を挙げて以来、過去62年間で最も若い選手となった。

【了】

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