【写真:Getty Images】
セルビア1部のパルチザン・ベオグラードに所属していた日本代表FW浅野拓磨は、同クラブとの選手契約を解除したことを2日に発表した。今季セルビアリーグ得点王の可能性も残していた状況での電撃退団となった。
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浅野が自ら公式ブログに掲載した声明によれば、パルチザンからの給与支払いはたびたび遅延し、またクラブから「不誠実な対応」が感じられたとのこと。「クラブからのリスペクトを感じられなくなってしまった」、と浅野は契約解除の理由を説明している。
2016年に加入したアーセナルで出場の機会はなく、レンタルされたドイツでも厳しい時期を過ごした浅野だが、今季はセルビアで点取り屋として“覚醒”。キャリアハイを大幅に更新するリーグ戦18ゴールを挙げるなどの活躍をみせていた。フリーで獲得可能となれば、関心を示すクラブも多く出てくるかもしれない。
セルビア紙『ノヴォスティ』は、退団発表前日の1日付で浅野のインタビューを伝えていた。今季の活躍により浅野が他国リーグへステップアップするとの見方はセルビアメディアでも強まっており、インタビューでも去就に関しての質問を受けていた。
「まだ全て決めたわけではないですが、もし移籍するのなら、もちろん自分のキャリアにとって前進にしたいと思っています。夢は5大リーグのどこかでプレーすることですが、どうなるかは分かりません」と浅野は語っている。
「カタールでのワールドカップにも参加したいと思っています。それが最初の目標です」と、日本代表への意欲も口にしていた浅野。ワールドカップを迎えるシーズンとなる来季はどこでプレーすることになるのだろうか。
【了】