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バルセロナ、中盤の2人が放出候補に。18歳MF台頭もあり出場機会激減

text by 編集部 photo by Getty Images

リキ・プッチ、ミラレム・ピャニッチ
【写真:Getty Images】

 バルセロナは、U-21スペイン代表MFリキ・プッチとボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表MFミラレム・ピャニッチを今季終了後に手放すことになるかもしれない。スペイン紙『マルカ』が1日付で見通しを伝えている。

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 21歳のプッチは下部組織出身の有望株として非常に期待された選手の一人だったが、トップチームで安定した出場機会を得られず。冬の移籍市場でのレンタルも噂されたが残留し、1月から2月頃にかけては今季初ゴールや初先発など浮上の兆しも見せたが、その後はまたプレー時間が減少してしまった。

 MFアルトゥールとのトレードでユベントスから加入したピャニッチも、即戦力としての補強だったが存在感を発揮できていない。リーグ戦での先発出場は6回にとどまり、2月末以降は全く出場がない状況が続いている。

 両選手の苦しい状況にさらなる追い打ちとなったのが18歳のMFイライクス・モリバの台頭。今季時点ではまだBチームに籍を置く選手だが、トップチームでコンスタントに出場して高い評価を得ている。4月29日のグラナダ戦では、先発出場の続いていたMFペドリを休養させるための代役としてプッチやピャニッチではなくイライクス・モリバが起用され、“序列”が改めて明白になったとみられている。

 来季はイライクス・モリバの正式なトップチーム昇格が見込まれることもあり、ピャニッチとプッチは放出候補になると『マルカ』紙は予想。だが高額の移籍金を支払うのはどのクラブにとっても厳しい状況であり、移籍するとすれば当面はレンタルではないかとも見込まれている。

【了】

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