【写真:Getty Images】
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージの西地区は、現地時間4月30日までに全日程を終了。アル・ドゥハイルに所属するケニア代表FWマイケル・オルンガは、アジアの舞台でも驚異的な得点力を発揮してみせた。
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柏レイソルで昨季J1得点王・最優秀選手に輝いたオルンガは1月にカタールのアル・ドゥハイルへ移籍。日本に強烈なインパクト残していったストライカーは、新天地でも全く変わらない姿を見せ続けている。
ACLグループステージでは全6試合でゴールネットを揺らし、ハットトリックも達成。チームメートにはアジアカップ得点王のカタール代表FWアルモエズ・アリなどもいるが、オルンガはアル・ドゥハイルの全11得点のうち9得点を一人で叩き出してしまった。
だが、そのゴールラッシュもチームを決勝トーナメントへ導くことはできなかった。出場チーム数の増加により各グループ2位チームのうち成績上位チーム(東西それぞれ5チーム中3チーム)しか決勝トーナメントへ進めないというレギュレーションにより、アル・ドゥハイルはグループ2位ながらも敗退に終わっている。
それでも、2位の選手に4点差をつけて得点ランキング首位に立つオルンガには得点王獲得の望みがまだあるかもしれない。ACL得点王は10ゴール以上となるケースが多いとはいえ、2015年のリカルド・グラール(8点)、昨季のアブデルラザク・ハムダラー(7点)など9点未満での得点王の例もあり、他クラブでゴールを量産する選手が現れなければこのままオルンガが首位ということもあり得る。