【写真:Getty Images】
ベルギー1部リーグ・プレーオフ第1節のロイヤル・アントワープ対ヘンク戦が現地時間4月30日に行われ、アウェイのヘンクが3-2の勝利を収めた。アントワープは三好康児が1得点、ヘンクは伊東純也が2アシストを記録している。
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レギュラーシーズンの上位4チームが優勝やチャンピオンズリーグ出場権獲得を争うプレーオフの初戦で、両チームの日本人選手が躍動。伊東のアシストによるゴールで先制したヘンクが前半を1点リードで折り返したが、後半にはアントワープが同点としたあと三好のゴールで逆転。だが終盤には再びヘンクが反撃し、最後は伊東の2アシスト目が決勝点を生み出した。
レギュラーシーズン後半戦にはなかなか出場機会を得ることができなかった三好だが、1月10日のメヘレン戦以来となる先発に起用されて結果を出した。得点は今季3点目であり、昨年12月6日に同じヘンクとの試合で記録して以来のゴールだ。
ヘンクでは伊東も2アシストを記録したが、現地メディアで最高評価を受けているのは2得点1アシストを記録したFWテオ・ボンゴンダ。ベルギー『Sporza』ではこの試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出している。
一方のアントワープでは三好に高評価。地元紙『ガゼット・ファン・アントウェルペン』では採点「8」をつけ、「ミヨシはラファエロフの代役として素晴らしい仕事をした」「ラファエロフの不在を感じさせなかった。素早い動きでボールを動かし、創造性を発揮し、ゴールを決めた」と評している。
三好が代役を務めた本来のレギュラー選手はイスラエル代表MFリオル・ラファエロフ。プレーオフを争うライバルチームでもあるアンデルレヒトへ来季移籍することが先日発表された結果、アントワープはプレーオフで同選手を起用しないという決断を下した。今後の残り5試合でも三好に出場のチャンスがありそうだ。
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