イタリア・セリエAでタイトルを総なめにしているユベントス。今回はユベントスというクラブを彩った偉大な選手たちについて、フットボールチャンネル編集部が独自の方法で算出した能力値を紹介する。[sponsored content]
サッカー史に残る名手
【写真:Getty Images】
FW:アレッサンドロ・デル・ピエロ(ユベントス/イタリア代表)
生年月日1974年11月9日(当時22歳)
97/98シーズンリーグ戦成績:32試合21得点
ユベントス リーグ戦通算513試合208得点
ユベントスでの主な獲得タイトル: セリエA(94/95、96/97、97/98、01/02、02/03、11/12)、セリエB(06/07)、コッパ・イタリア(94/95)、UEFAチャンピオンズリーグ(95/96)
ユベントスという世界最高峰のクラブの歴史の中で、最も重要な選手がアレッサンドロ・デル・ピエロである。芸術的ともいえる技術で世界中を魅了し続け、クラブでもイタリア代表でも数々のビッグタイトルを手にした。
基本データの対象となった07/08シーズンは、デル・ピエロにとってまさに伝説といえるシーズンだった。前年の06/07シーズン、ユベントスはサッカー界を揺るがした八百長事件によりセリエBに降格。多くの主力がチームを去る中でデル・ピエロは残留を決断。セリエBで得点王を獲得して優勝に導くと、セリエAの舞台に戻ったこの07/08シーズンもセリエA得点王に輝く活躍を見せた。
能力値を見ると、最高値はやはり「テクニック」の95。さらに「ドリブル」と「攻撃力」も90を超える評価となった。当時、ファンタジスタと称えられた世界最高の右足から繰り出されるドリブルやシュートはまさに芸術的で数多くの伝説的なゴールを生み出してきた。
そして、もう一つ90を超える高い数値となったのが「メンタル」である。ユベントスへの揺るぎない忠誠心や選手生命を脅かすほどの負傷からの完全復活、フランチェスコ・トッティとのイタリア代表背番号10論争、さらに30歳を超えてからの圧巻ともいえる活躍ぶりなど、メンタルの強さを裏付ける逸話は数多い。
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