【写真:Getty Images】
オーストラリア・Aリーグのセントラルコースト・マリナーズ対ブリスベン・ロアー戦が28日に行われ、アウェイのブリスベンが4-0で勝利を収めた。ブリスベンのFW工藤壮人が移籍後初ゴールを挙げている。
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過去に日本国内では柏レイソルやサンフレッチェ広島、レノファ山口FCに所属し、MLS(メジャーリーグサッカー)でのプレーも経験した工藤。約1年間のブランクを経て、昨年12月にブリスベン加入が決定した。
だが北海道コンサドーレ札幌からの期限付き移籍で加入した20歳のMF檀崎竜孔が不動のレギュラーとしてすでに6得点を挙げるなどの活躍を見せる一方で、工藤はなかなか出場機会を得られず。これまで先発は1回にとどまり、それ以外には後半途中からの交代出場が数回あるのみだった。
セントラルコーストでも檀崎が先発、工藤はベンチスタートとなったが、84分に檀崎との交代で出場。すると後半アディショナルタイムの93分、右サイドからのクロスに飛び込んでニアで合わせ、4-0の大勝劇を締めくくるダメ押しゴールを押し込んだ。
試合前に工藤は自身の公式ツイッターアカウントで、8年ぶりに訪れる思い出の地での試合であることに思いを馳せていた。「2013年のレイソル在籍時、ACLで訪れたセントラルコースト。自分がAリーグに所属して、試合でまた来れるとは」と投稿している。
柏がAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝進出を果たした2013シーズン、工藤はエースストライカーとして活躍し、セントラルコーストでの試合でも1得点を挙げていた。同じ場所で8年ぶりに決めた移籍後初ゴールで勢いに乗り、ここから元日本代表の実力を発揮できることを期待したいところだ。