【写真:Getty Images】
MLS(メジャーリーグサッカー)のインテル・マイアミに所属するFWゴンサロ・イグアインおよびMFフェデリコ・イグアインの母親であるナンシー・サカリアスさんが死去した。MLS史上初となる兄弟ゴールが話題となったわずか2日後のことだった。
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レアル・マドリード、ナポリ、ユベントス、ミラン、チェルシーと欧州のビッグクラブを渡り歩いたゴンサロ・イグアインは、昨年9月にデイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務めるクラブであるインテル・マイアミに加入。その1ヶ月後には、これまで母国アルゼンチンやMLSでキャリアを過ごしてきた兄のフェデリコも同クラブに加入し、兄弟が同じクラブでプレーすることになった。
24日に行われたフィラデルフィア・ユニオン戦ではその2人がともにゴールを挙げ、インテル・マイアミが2-1で今季初勝利。MLS史上初めて兄弟選手が同じ試合でゴールを決めたとして話題となっていた。
だが喜びから一転、その2日後には家族が悲しみに見舞われた。アルゼンチン紙『ナシオン』などが伝えたところによれば、ナンシーさんは現地時間26日に病気のため64歳で死去したとのことだ。2016年にはがんを患っていることが明らかにされ、5年間に及ぶ闘病生活を過ごしていた。
ナンシーさんはアルゼンチンの伝説的ボクシングトレーナーであるサントス・サカリアス氏を父に持ち、弟のクラウディオ氏はプロサッカー選手だった。リーベル・プレートなどでプレーした元DFのホルヘ・イグアイン氏と結婚し、フェデリコとゴンサロを含む4人の息子を生んでいた。
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