【写真:Getty Images】
ミランのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチに対し、UEFA(欧州サッカー連盟)から今後何らかの処分が下される可能性もあるかもしれない。ベッティング会社への経営関与の疑いで調査を開始することが発表されている。
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母国スウェーデンのメディアが先日報じていたところによれば、イブラヒモビッチは自身の持株会社を通してマルタに本社を置くスポーツベッティング会社「Bethard」の株式の一部を保有しているとのこと。FIFA(国際サッカー連盟)やUEFAの規定に抵触している可能性があるとして問題視されていた。
FIFAおよびUEFAでは、それぞれの主催する大会に出場する選手が賭博関連企業の経営に参画することを禁じている。イブラヒモビッチは今季ミランでUEFA主催のヨーロッパリーグに出場したほか、スウェーデン代表復帰を果たしてFIFAワールドカップ欧州予選にも出場していた。
UEFAは27日付で、イブラヒモビッチが「ベッティング会社に金銭的利害関係を持つことが疑われ、UEFA規律規定に違反した可能性がある」として調査担当者を任命したことを発表。今後詳細についての調査が進められることが見込まれる。
伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などでは、イブラヒモビッチの違反が認められれば罰金あるいは一定期間のサッカー関連活動禁止などの処分が下されることもあり得るとの見通しが伝えられている。先日ミランとの契約を延長し、40歳を迎える来季もプレーを続行することが決まったイブラヒモビッチだが、窮地に立たされることになるかもしれない。
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