【写真:Getty Images】
【清水エスパルス 1-1 湘南ベルマーレ J1第11節】
湘南ベルマーレに約7年ぶりの復帰となったFWウェリントンは、復帰戦で同点ゴールを記録。クロス、ヘディング弾と完璧なゴールシーン。このゴールのどこが凄かったのか。
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2021明治安田生命J1リーグ第11節、清水エスパルス対湘南が25日に行われ、試合は1-1の引き分けに終わった。
10試合を終えて勝ち点10で並ぶ両チームは、降格圏すぐ上の15位と16位に並ぶ状況。確実に勝ち点を積み重ねておきたいところだった。だが、両者1点ずつを奪い1-1の痛み分けとなった。
均衡を破ったのは清水。エウシーニョのパスをチアゴ・サンタナが頭で合わせ、ゴール右へ叩き込んだ。その後清水リードで時間が進んでいくが、湘南を敗戦から救ったのが77分から途中出場のウェリントンだった。
88分、途中出場の毛利駿也が左サイドからクロスを供給。綺麗な弧を描いたボールはウェリントンのもとへ。ペナルティエリアからだったが、ヘディングシュートとしてはやや距離があった。しかし、ウェリントンは強烈なヘディングシュートをゴールネットに突き刺した。
このゴールは凄すぎた。まず毛利のピンポイントクロスが完璧。スピードもあり、ウェリントンに寄ってきた清水DF3人とも競ることができず。そして、この速いクロスに対してウェリントンが高い打点のヘディング。判断の早さ、打点の高さ、パワー、コースと完璧なヘディングシュートだった。
ウェリントンは2019シーズン限りでヴィッセル神戸を退団。昨年2月に母国ブラジルのボタフォゴSPへ加入。昨年12月に湘南へ完全移籍。約7年ぶりの古巣復帰となった。だが、新型コロナウイルスの影響で来日が遅れ、開幕に間に合わず。今月4日に来日し、14日間の隔離措置の後にチームに合流となった。
復帰弾がチームを救う劇的同点弾。ウェリントンにとって嬉しい再デビュー弾となった。今後の活躍も期待したいところだ。
【動画】チームを敗戦から救う劇的同点弾!ウェリントンのヘディング弾がこれだ
参照元:DAZN
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