【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグ第33節のリバプール対ニューカッスル戦が現地時間24日に行われ、1-1の引き分けに終わった。リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーは鮮やかな先制ゴールを挙げると同時に、“クラブ史上初”となるひとつの記録も達成している。
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サラーは前半開始からわずか3分でリバプールにリードをもたらした。サディオ・マネからのクロスをDFがクリアしようと試みたボールの落下点に入ったサラーは、相手選手と競り合いながらも絶妙な体の使い方で足元にボールを収め、そのまま反転からの左足シュートでネットを揺らした。
サラーはこれが今季プレミアリーグで20点目のゴール。クラブやリーグの公式SNSなどが伝えたところによれば、リバプールで通算3回のプレミアリーグ年間20得点を達成した選手は初となった。
サラーはリバプール加入1年目の2017/18シーズンに記録的なペースでゴールを量産し、32得点でリーグ得点王に輝いた。翌年も22得点を挙げ、マネらと並んでの得点王。昨季は19得点にとどまり、3年連続の20点超えを逃していたが、今季は5試合を残して昨季の得点数を上回った。
過去にリバプールで2回の年間20得点以上を達成していた選手は、サラーの他にロビー・ファウラー氏とルイス・スアレス。サラーはクラブのレジェンドである2人を上回る偉業を成し遂げたことになった。
サラーは新たな記録を達成したものの、試合はニューカッスルが同点に追いついて1-1のドロー。2試合連続で勝利を逃したリバプールは6位にとどまり、来季チャンピオンズリーグ出場権獲得に向けて厳しい状況が続いている。
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