【写真:Getty Images】
【マインツ 2-1 バイエルン・ミュンヘン ブンデスリーガ第31節】
バイエルン・ミュンヘンに所属するポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが圧巻のゴールで今季36点目を奪った。ドイツ・ブンデスリーガ第31節マインツ対バイエルンが現地時間24日に行われた。アウェイのバイエルンが1-2の敗戦を喫した。
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バイエルンは勝てば9連覇が決まる大事な一戦。ここ7試合負けなしと好調マインツの本拠地に乗り込んだ。ここでの優勝を決めるためには勝利が条件だったが、マインツに先制を許す。
開始3分、マインツのフィリップ・ムウェネが左サイドから中央にクロスを供給。ダビド・アラバのヘディングは中途半端になり、ボールはジョナサン・バーカードのもとへ。バーカードは振り向きざまに右足を振り抜くと、ボールはバイエルン守護神マヌエル・ノイアーの右手を弾きゴールに吸い込まれた。名手ノイアーも止められない強烈な一撃でマインツが先制に成功した。
次のゴールもマインツが決める。37分、ペナルティエリア手前左の位置でマインツがFKを得ると、ムウェネのボールをロビン・クアイソンがヘディングシュート。アラバとトーマス・ミュラーの間に入ってきたクアイソンが強烈なヘディングシュートを突き刺し、ノイアーも為す術なし。マインツが2点を先行した。
その後もゴールを奪うことができないバイエルンだったが、後半ATにエースのレバンドフスキが維持のゴールを決める。ロングボールに対してマインツDFアレクサンダー・ハックが最終ラインで痛恨のクリアミス。ヘディングでのクリアが後方に飛んでしまい、それを見逃さなかったレバンドフスキが完璧なトラップから右足でゴールを決めた。
このゴールは圧巻だった。ミスを見逃さなかったレバンドフスキの抜け目なさはもちろんのこと、高く上がったボールをいとも簡単にトラップ。一発でピタッと止め、マインツGKロビン・ゼントナーに飛び出す時間を与えず。体の重心はブレず、右足インサイドで上手くゴール右に流し込んだ。完璧なトラップ、ゴール前での落ち着き、まさに完璧なゴールだった。
レバンドフスキのゴールで1点差に詰め寄るも、試合はこのまま終了。バイエルンはマインツに1-2の敗戦を喫した。この日の優勝は持ち越されたものの、2位ライプツィヒがシュトゥットガルトに負けるとバイエルンの9連覇が決まる。
ゴールを決めたレバンドフスキはこれで今季36点目。”爆撃機”と称されたゲルト・ミュラー氏が1971/72シーズンに叩き出したブンデスリーガのシーズン最多得点記録の40まで4に迫った。残り3試合で40点の大台に乗せ、記録更新となるかが注目だ。
【動画】トラップ、半端ない落ち着き…完璧すぎるゴールがこれだ!
参照元:YouTube
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