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プレミアリーグの消えた逸材たち。天国から地獄へ…才能を開花させられなかった5人の選手

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

前プレミア最年少出場記録保持者

マシュー・ブリッグス
【写真:Getty Images】



マシュー・ブリッグス(ギアナ代表)

生年月日:1991年3月6日
現所属クラブ:ゴスポート・ボロ(イングランド7部)


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 2019年3月にハーヴェイ・エリオットに塗り替えられるまで、16歳65日というプレミアリーグ最年少出場記録を持っていたのがブリッジスだった。2007年5月にフルアムのトップチームの選手としてプレミアのピッチに立った彼と、リバプールへ引き抜かれた同クラブの後輩エリオットが歩むキャリアは対照的だ。

 デビュー2試合目を記録したのは、2010/11シーズンだった。その間にレイトン・オリエントへの期限付き移籍も経験したブリッグスは、2013/14シーズンにフルアムを退団するまで公式戦出場はわずか30試合しかない。それまでの間にはピーターバラ、ブリストル・シティ、ワトフォードと短期間のものも含めて下部リーグへの期限付き移籍を繰り返していた。

 2014年夏、プレミアリーグ最年少出場記録保持者ながら移籍金なしでイングランド2部のミルウォールへ移籍することになる。ただ、そこでも出番は限られ半年で同3部のコルチェスター・ユナイテッドへ貸し出され、2015年夏に完全移籍。そして2017年に退団後は、無所属期間なども挟みつつ短期間に5部以下のクラブを渡り歩く生活となる。

 2017年夏に加入したチェスターフィールドFCを半年で去り、2018年3月に契約したバーネットに至ってはわずか10日で退団。モルドン&ティップツリーFCでは1年間プレーしたものの、コッジスホール・タウンFCを1ヶ月で退団してデンマーク2部へ。そして2021年7月からはイングランドに戻り、アマチュアリーグのゴスポート・ボロに加入。プレミアリーグデビューから13年にわたって転落を重ねた末、完全に忘れ去られた選手となってしまった。

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