【写真:Getty Images】
MLS(メジャーリーグサッカー)のオーランド・シティに所属する元ポルトガル代表MFナニが、ゴール前できわめて冷静なヒールキックでのゴールを決めたとして称賛を集めている。
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オーランド・シティは現地時間23日に行われたMLSの試合でスポーティング・カンザスシティと対戦。前半終了間際に先制点を奪われたが、後半にナニのゴールで追いついてドローに持ち込んだ。
同点ゴールを目指したオーランドの攻撃は、まずDFカイル・スミスのクロスが相手DFの足に当たってこぼれ、続いてFWクリス・ミュラーのシュートがGKに阻まれる。ゴール前がやや混戦に陥る中、ボールはゴールに背を向けた体勢のナニの足元へとバウンドすることになった。
ナニは咄嗟に状況を判断し、この場面に最適なキックをチョイス。高く浮いたボールに右足ヒールで合わせたシュートに強い力を込めることはできなかったが、ミュラーのシュートを止めたGKが体勢を整え直す前にゴールへ送り込むにはそれで十分だった。
かつてマンチェスター・ユナイテッドやバレンシア、ラツィオなどでプレーしたナニは34歳となった今も健在。オーランドではこれまで2年あまりで公式戦60試合に出場して22得点11アシストを記録するなど主力として活躍している。