【写真:Getty Images】
ブラジルのフルミネンセに所属する17歳のFWカイキは、来年1月にマンチェスター・シティへ移籍することが合意に達した。まだプロデビューから10試合も出場していないが、“4人抜き”のスーパーゴールを挙げるなど急速に注目度を高めている新星だ。
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シティは23日に公式SNSでカイキ加入の合意を発表。「フルミネンセとの間でカイキの未来の移籍について合意に達した。10代のFWである彼はブラジルのシーズン終了までフルミネンセに残る」と述べている。
フルミネンセ側の発表によれば、シティはカイキの保有権の80%を獲得し、20%はフルミネンセに残る。今季フルミネンセでコパ・リベルタドーレスやブラジル全国選手権などを戦ったあと、2022年1月にシティへ移る予定だとされている。
移籍金としては1000万ユーロ(約13億円)がフルミネンセに支払われると報じられている。さらに一定の目標達成によりボーナスが追加される契約が交わされるようだ。
フルミネンセ下部組織出身のカイキは今年からトップチームに昇格し、先月カンピオナート・カリオカ(リオデジャネイロ州選手権)でプロデビューを飾ったばかり。早くも高い能力を発揮し、“新たなネイマール”とも呼ばれ始めている。
今月11日に行われたノヴァ・イグアス戦ではその才能を存分に見せつけるスーパーゴールを記録。ペナルティーエリア手前でボールを持ったところから軽やかなドリブルで相手選手4人を次々と抜き去って左足でゴールネットを揺らしてみせた。