リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。
豊富な運動量で攻守を牽引!アトレティコの生え抜きMF
【写真:Getty Images】
MF:サウール・ニゲス
生年月日:1994年11月21日
19/20リーグ戦成績:35試合6得点0アシスト
市場価値:6000万ユーロ(約72億円)
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11歳でレアル・マドリードの下部組織に入団するも、いじめを受けたことで退団。12歳の時にアトレティコ・マドリードの下部組織に加入すると、レンタル移籍はあるが、これまでずっとアトレティコでプレーしてきた。
各年代別のスペイン代表に選出されているアトレティコ生え抜きMFは2017年のUEFA U-21欧州選手権にU-21スペイン代表として出場。5ゴールを挙げ、得点王に輝いた。2016年9月には早くもスペインA代表デビューも果たしている。
ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコにおいて欠かせない存在となっているニゲスは攻守に貢献できるMFだ。抜群のパスセンスで攻撃を活性化させることができ、ビルドアップにも積極的に関わる。それだけではなく、右サイドやボランチ、セントラルミッドフィルダーなどでプレーするなどユーティリティー性も持ち合わせる。
ニゲスの能力値をみると、特別低い数値がない。全体的に見て、スピードがやや劣るが71は問題ない。やはりパスやテクニック、ドリブルは高い数値を示している。高いパス能力と中盤でのキープ力は評価できる。
【了】