【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)は21日、東京五輪サッカー男女の組み合わせ抽選会を行った。グループAのU-24日本代表は南アフリカ、メキシコ、フランスと同組になることが決定した。
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A代表が昨年11月にメキシコ代表と対戦。0-2の完敗だった。A代表では通算1勝4敗と大きく負け越している。2017年に東京五輪に向けた日本代表が立ち上がって以来、同世代のメキシコ代表とは2度対戦。2019年6月にフランスで行われたトゥーロン国際大会と同年9月に行われた国際親善試合だ。
U-22日本代表としてトゥーロン国際大会に臨み、この世代の主将であるエリック・アギーレなどを擁するU-22メキシコ代表と対戦した。前半を0-0で折り返した両チームだが、50分にメキシコが先制。27分に相馬勇紀のゴールで同点に追いつくが、86分にゴールを決められ再び勝ち越しを許す。それでも途中出場の小川航基が終了間際に同点ゴールを決め、試合はPK戦に突入。日本は5-4でPK戦を制しメキシコに勝利を収めた。
2度目の対戦はすぐにやってきた。トゥーロンでの対戦から約3ヶ月後の9月。久保建英や堂安律、板倉滉などはA代表に招集されていたが、前田大然や小川航基、田中碧などが招集され、北中米遠征(メキシコ、米国)に臨んだ。同遠征は無得点に終わり、メキシコ代表とは0-0のスコアレスドローだった。
PK戦での勝利は90分で決着がつかなかったため引き分けとすると、東京五輪に臨む日本代表が立ち上がってからのメキシコ代表との成績は2分と五分だ。日本もメキシコも当時とはメンバーが変わってくるが、直接対決での成績を見ると五分。金メダル候補のメキシコを倒さないと、目標とする日本の金メダル獲得はないだろう。
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