【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)は21日、東京五輪サッカー男女の組み合わせ抽選会を行った。グループAのU-24日本代表は南アフリカ、メキシコ、フランスと同組になることが決定した。
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ロンドン五輪で金メダルを獲得したメキシコは育成年代のタレントが豊富。現在、U-24メキシコ代表の選手の多くは国内でプレーするが、のちに欧州などで活躍できるポテンシャルを持っている。日本と同組になったメキシコにはどんな選手がいるのだろうか。
まず、挙げたいのはオランダの名門アヤックスでプレーするMFエドソン・アルバレスだ。メキシコの名門クラブ・アメリカ下部組織出身のアルバレスは2019年7月にアヤックスへ移籍。昨季は公式戦23試合2得点を記録。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループリーグ全試合に出場した。東京五輪世代ではあるが、2018年のロシアワールドカップに出場。すでに大舞台の経験もあり、日本の脅威となるだろう。
アヤックスからユベントスに移籍したマタイス・デリフトの後釜として期待されていたアルバレスだが、主に守備的MFを担う。だがCBやサイドバックとしてもプレーでき安定感も抜群だ。186cmという恵まれた体格で相手攻撃陣を跳ね返す力がある。
そしてメキシコ代表の将来を背負うのが、ベティスでプレーする20歳MFディエゴ・ライネスだ。この20歳の至宝もクラブ・アメリカの下部組織出身で2019年にスペインへ渡った。すでにA代表も経験していて、A代表では9試合出場1得点を記録している。主に左ウィングでプレーするアタッカーだ。ベティスではレギュラー奪取とまでは言い難いが、徐々に出場機会を重ねている。東京五輪では中心選手として活躍するだろう。
その他、国内組ではCDグアダラハラFWホセ・ファン・マシアスやクルス・アスルMFロベルト・アルバラード、東京五輪世代の主将でありパチューカでプレーするMFエリック・アギーレなどA代表常連組も多い。すでにA代表でプレーし国際舞台を経験している選手も多く、日本にとって強敵となることは間違いない。メキシコ代表は間違いなく、東京五輪でも金メダル候補だ。
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