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【写真:Getty Images】
【トッテナム 2-1 サウサンプトン プレミアリーグ第29節延期分】
ジョゼ・モウリーニョ監督が解任され、エースのハリー・ケインは負傷のため欠場。トッテナムはトップ4入りへ厳しいポジションに立たされたが、ライアン・メイソン監督初陣で勝利を収めた。チームを救ったのはガレス・ベイルとソン・フンミンだった。
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前半はサウサンプトンのカウンターからピンチを招いた。4本目のコーナーキックとなった30分、ジェームズ・ウォード=プラウズがニアサイドに蹴ると、そこに走りこんだダニー・イングスが頭で合わせて先制。トッテナムは1点ビハインドで前半を終えた。
しかし、トッテナムは後半、反撃に出る。60分、ルーカス・モウラのシュートは相手に阻まれたが、これを右サイドでベイルが拾う。角度のない位置から左足を振り抜くと、ボールはゴールキーパーが届かないファーサイドのゴールに突き刺さった。
さらに、74分にはセルヒオ・レギロンがゴール前にパスを入れると、ソン・フンミンがダイレクトで左足を振り抜く。グラウンダーのシュートはゴール左隅に決まったが、オフサイドポジションにいたルーカス・モウラがGKとソン・フンミンの間にいたため、プレーに関与したとみなされた。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の助言を踏まえてオフサイドとなり、ゴールは認められなかった。
しかし、引き分けでは終わらなかった。トッテナムはコーナーキックのチャンスで、こぼれ球をレギロンが狙う。レギロンが振った左足に、ムサ・ジェネポの伸ばした足が交錯。トッテナムにPKが与えられ、ソン・フンミンがこれを決めた。
プレミアリーグ5試合ぶりの先発となったベイルは、正確なキックで同点ゴールを決めた。ほとんどシュートコースがないところから決めたソン・フンミンのゴールは認められなかったものの、土壇場でPKを成功させている。両者の活躍が、新指揮官に初勝利をもたらした。
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【了】