リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。
現役引退の危機から大復活!万能SBへ生まれ変わったレフティー
【写真:Getty Images】
DF:ルーク・ショー(マンチェスター・ユナイテッド)
生年月日:1995年7月12日(25歳)
19/20リーグ戦成績:24試合0得点0アシスト
市場価値:2200万ユーロ(約26.4億円)
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サウサンプトンの下部組織出身のルーク・ショーは17歳でプレミアリーグデビューを飾った有望株だった。18歳のときにはイングランド代表でも初出場を果たし、その数か月後にはマンチェスター・ユナイテッドへ移籍している。
順風満帆だったショーのキャリアは、怪我との戦いへと変わる。2015年9月に足を複合骨折し、残りシーズンを全休。血栓が溜まった影響で患部を切断する可能性もあったという。その後も度重なる怪我に悩まされたが、オーレ・グンナー・スールシャール監督の下で徐々に本来の力を発揮。プレミアリーグを代表する左サイドバックとして地位を確立し、3月には久々にイングランド代表でもプレーしている。
元々は積極的なオーバーラップが光る攻撃的なサイドバックだったが、大怪我を経験してよりバランスのあるプレースタイルへと変化をしている。対人守備の強度は高く、3バックの左でもプレーが可能。果敢な仕掛けに判断力が加わった。コンディションさえ万全であれば、プレミアリーグを代表するサイドバックに数えられるだろう。
【了】