リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。
闘争心むき出し! とにかく走り続けるアルゼンチン代表SB
【写真:Getty Images】
DF:マルコス・アクーニャ(セビージャ)
生年月日:1991年10月28日(29歳)
19/20リーグ戦成績:24試合2得点1アシスト(スポルティングCP)
市場価値:1400万ユーロ(約16.8億円)
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セビージャのUEFAヨーロッパリーグ優勝の原動力になったセルヒオ・レギロンはトッテナムへ移籍したが、代わりにやってきたマルコス・アクーニャが穴を埋めている。アクーニャにとってはラ・リーガ初挑戦だったが、左サイドバックとしてフレン・ロペテギ監督のサッカーに適応している。
攻撃面では推進力のある「ドリブル」がフィーチャーされる。巧みなボールタッチを駆使して積極的にサイドで仕掛け、前線に鋭いクロスを送る。90分間上下動し続ける運動量も素晴らしい。闘争心むき出しのプレースタイルでファウルも多いが、アルゼンチン出身らしく1対1に強い。
セビージャでは左サイドバックで起用されることがほとんどだが、ポリバレント性もアクーニャの魅力だ。元々はMFが本職で、中央でも両サイドでもプレーができる。アルゼンチン代表では中盤のマルチロールとして重宝されている。ハードワークを怠らない献身性と走力、そして精度の高い左足のキックは、セビージャに欠かせない存在となっている。
【了】