【写真:Getty Images】
今年7月22日に開幕を予定している東京五輪サッカー競技の組み合わせが、21日に決定した。
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森保一監督率いるU-24日本代表は、グループAでフランス、メキシコ、南アフリカと対戦することが決まっている。
組み合わせ抽選後にオンラインで取材に応じた森保監督は、「基本的には五輪世代の選手たちにもオーバーエイジを含めて18人の選考に入っていると話してますし、よりチームが安定して戦うためにもオーバーエイジの力は必要になってくると思います」と語った。
五輪にエントリーできる選手は23人を招集できる通常のFIFA主催大会などとは違い、18人に限られる。男子に関しては24歳以下(延期されなければ23歳以下)という年齢制限があり、18人の中に3人まで年齢制限に縛られないオーバーエイジ選手を招集できる。
これまでも度々議論がなされてきた東京五輪でのオーバーエイジ枠活用について、森保監督は前向きだ。「まずは選手として絶対的な戦力になりえる選手だと思っています。つまりはA代表でコアなメンバーとして戦っている選手と考えています」と、より具体的な条件にも言及した。
「より経験値が高く、試合を安定して戦えるように、五輪世代の選手たちが思い切ってプレーできるような、チームの支えをしてくれる選手をオーバーエイジとして考えていきたいと思います」
森保監督は具体名への言及を避けたが、カタールワールドカップ出場に向けて活動する日本代表の主力選手がU-24日本代表に加わると見られる。吉田麻也や遠藤航、大迫勇也、柴崎岳、長友佑都などが候補になるだろうか。東京五輪出場を目標に掲げていた本田圭佑にとっては難しい状況になった。
また、同時に東京五輪世代の若手選手たちにとっては五輪本大会出場に向けた競争がより厳しくなっていくことを意味する。開幕まであと3ヶ月、サバイバルレースはラストスパートだ。
(取材:河治良幸、文・構成:編集部)
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