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20/21サッカー選手能力値ランキング77位。MFスコット・マクトミネイ(マンチェスター・ユナイテッド)

シリーズ:20/21能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。

77位:ワン・クラブ・マンになり得るMF

スコット・マクトミネイ 20/21サッカー選手能力値ランキング
【写真:Getty Images】

MF:スコット・マクトミネイ(スコットランド代表/マンチェスター・ユナイテッド)
生年月日:1996年12月8日(24歳)
市場価格:2500万ユーロ(約30億円)
19/20リーグ戦成績:27試合出場/4得点1アシスト


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 5歳からマンチェスター・ユナイテッドのアカデミーに在籍しており、着実に成長。そして2017年、当時のジョゼ・モウリーニョ監督によってトップチームデビューの機会が与えられた。さらにポルトガル人指揮官の後任となったオーレ・グンナー・スールシャール監督からも信頼を寄せられており、今では主力選手の一人に。ワン・クラブ・マンになり得る存在だ。

 もともとはセンターフォワードだったが、アカデミー時代にMFとなり、モウリーニョ監督の下で守備に特化した選手へと変貌を遂げた。身長193cm、体重88kgの体格から繰り出される「フィジカル」の強さはピカイチであり、とにかく運動量が豊富でどこまでもボールホルダーに喰らい付いていく粘り強さがある。闘争心むき出しで仕掛けるプレスは、相手にとってまさに大きな脅威だ。

 攻撃面における存在感も試合を重ねるごとに向上。非凡なパワーを活かしたミドルシュートはスコットランド代表MFの武器となっている。また、当初は無難なバックパスが目立ったものの、ここ最近は縦パスを入れる頻度が増加。攻撃への意識と「メンタル」面の成長が、ピッチ内のアクションに表れていると言えるだろう。

 もちろんまだまだ成長が求められる選手であるが、守備的MFとして今後のユナイテッドをリードしていく存在になることは間違いない。アカデミー出身の選手が長くクラブで活躍してくれることは、サポーターにとってもこれ以上ない喜びとなるはずだ。

【了】

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