【写真:Getty Images】
オランダ1部のPECズヴォレに所属するDFファン・ウェルメスケルケン・際が、自身の経営する日本料理店の2店舗目をズヴォレにオープンさせた。現地メディア『デ・ステントール』が取材を行っている。
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オランダ人の父親と日本人の母親を持つファン・ウェルメスケルケンは、オランダで生まれたが2歳の頃に日本に移り、ヴァンフォーレ甲府の下部組織でプレーしたあと16歳で再びオランダへ。「日本とオランダの架け橋になりたい」という夢を、サッカー選手としてプレーする以外の形でも実現しようとしている。
大学で学んだビジネスマネジメントも活かし、昨年にはオランダのレークに日本料理店「Sushi Roku」1号店をオープン。2号店の計画は新型コロナの影響で遅延を余儀なくされたが、今週には現在自身がプレーしているズヴォレにオープンを実現させたとのことだ。
ファン・ウェルメスケルケンは今季ズヴォレで不動のレギュラーとしてプレーし、リーグ開幕から22試合連続で先発出場していたが、2月に負傷で離脱。プレーできない状況であることもあり、自ら店舗に顔も出して来店したファンを驚かせているという。
感染症による様々な制限もあり困難な状況ではあるが、レストランではなくテイクアウトの店舗ということもあり、新規オープンが可能となったようだ。メニューは寿司のみではなく、「日本のカレーやラーメン」も取り扱っていると伝えられている。
「Sushi Roku」はPECズヴォレのスポンサーでもあり、経営は順調とのこと。ファン・ウェルメスケルケンは自身の背番号にちなんで「31店舗」への拡大を目標に掲げ、「大それた話に思えるのは分かっていますが、そういう夢を持ってもいいでしょう?」とコメントしている。
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