【写真:Getty Images】
欧州スーパーリーグ設立の声明に参加したクラブは、今季のチャンピオンズリーグ(CL)およびヨーロッパリーグ(EL)で失格処分を下される可能性もあるかもしれない。欧州サッカー連盟(UEFA)理事を務めるデンマークサッカー協会会長もその見通しに言及している。
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イングランド、イタリア、スペインの有力12クラブから18日に発表されたスーパーリーグ設立に対し、UEFAは強硬に反発。スーパーリーグ参加クラブに対しては国内リーグや欧州・世界の他大会への参加を認めず、所属選手が各国代表チームでプレーすることも不可能にすると主張している。
スーパーリーグの実際の開幕は2022年頃が想定されているようだが、参加クラブに対しては即時にUEFA主催大会からの“追放”処分が下されることもあり得るようだ。「金曜日に臨時会合がある。そこで12クラブが追放されることになると思う」とデンマークサッカー協会のイェスパー・メラー会長はデンマーク『DR』のインタビューに語っている。
今季のCLは準決勝以降を残すのみとなっており、勝ち残っているのはパリ・サンジェルマン(PSG)、レアル・マドリード、マンチェスター・シティ、チェルシーの4チーム。PSG以外はいずれもスーパーリーグ構想の参加クラブであり、3チームが失格になればPSGの初優勝が認定されることになるかもしれない。
一方ELでも、スーパーリーグ参加クラブであるマンチェスター・ユナイテッドとアーセナルが準決勝に勝ち残っている。この2チームが追放されれば、残り2チームのローマとビジャレアルが決勝を戦うことになるのだろうか。
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