【写真:Getty Images】
【ヘタフェ 0-0 レアル・マドリード ラ・リーガ第33節】
ラ・リーガ第33節、ヘタフェ対レアル・マドリードが現地時間18日に行われ、0-0の引き分けに終わった。レアルはセルヒオ・ラモスを含め3人のセンターバックを欠いたが、抜擢された若きセンターバックコンビが完璧な仕事を果たした。
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レアル・マドリードは極限状態の中で勝ち点を手にした。勝利を逃したというよりは、勝ち点を拾ったという方が適切な表現だ。ヘタフェ戦に帯同した19人の中には、先発したビクトル・チュストを含め6人のカスティージャ所属選手が含まれている。5人が負傷で離脱中、2人が新型コロナウイルスの影響で帯同できず、ナチョ・フェルナンデスとカゼミーロは出場停止だった。
試合後にジネディーヌ・ジダン監督は「簡単ではなかったが、彼らは良い試合をした。最後まで努力し戦っていた」と振り返っている。レアルの10本に対し、ヘタフェは19本のシュートを記録したが、レアルは最後までゴールを守り抜いた。
この試合で素晴らしい活躍を見せた1人が、センターバックのミリトンだ。データサイト『Whoscored』によると、この試合のクリア数は両チーム断トツの10回。2度のタックルと4度のインターセプトをマークし、セルヒオ・ラモスとラファエル・ヴァランが不在のDFラインでリーダーシップを発揮していた。
ジダン監督はこの日がラ・リーガ初先発だったチュストを「本当にいいパフォーマンスで、個性を持ってプレーしていた」と称賛している。チュストが優れたフィジカル能力と的確なフィードを見せることができたのも、2歳年上のミリトンが頼もしかったからだろう。
「シーズンが終わるまで戦い続けるつもりだ。精神的に我々はいい状態だし、このチームに限界など存在しない」とジダン監督は語る。UEFAチャンピオンズリーグではリバプールを倒して準決勝に進出。ラ・リーガでも首位アトレティコ・マドリードとは勝ち点で3ポイント差に迫っている。佳境を迎える20/21シーズン、レアルは苦しみながらも頼もしいDFを手に入れた。
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