【写真:Getty Images】
コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)決勝のバルセロナ対アスレティック・ビルバオ戦が現地時間17日に行われ、4-0の勝利を収めたバルサが優勝を飾った。2得点を挙げたリオネル・メッシの圧巻のパフォーマンスは、6年前に行われた同カードの決勝を彷彿とさせるものでもあった。
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今回の決勝では、メッシは後半にチームの3点目と4点目のゴールを記録。特にフレンキー・デ・ヨングとの巧みなパス交換でビルバオ守備陣を完全に崩しきった3-0得点は“ゴラッソ”として各国メディアの絶賛を集めている。
だがバルサが今回と同じくビルバオと対戦し、3-1の勝利で優勝を飾った2014/15シーズンの決勝でメッシが記録したゴールもまさに絶品だった。コパ・デル・レイ決勝史上最高のゴールのひとつとして、またメッシのキャリア史上最高のゴールのひとつとしても語り継がれている。
メッシが最初にボールを受けた位置はハーフウェイライン付近の右タッチライン際。このわずか10秒後にゴールが生まれるとは誰も想像できない。だがメッシは静止した状況から対面の相手選手を抜き去り、次々と迫りくる守備陣を全て一人でかわしきると、最後は左足でGKのニアを抜いてしまった。
メッシは今回で国王杯決勝での通算成績が10試合9得点となり、ゴール数はビルバオのレジェンドであるテルモ・サラ氏を上回って歴代1位に。偉大なキャリアにまたひとつ新たな伝説が加わることになった。