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サンフレッチェ広島が王者川崎Fを止める。VARに救われたあと追いついてドロー【J1第10節結果】

text by 編集部

川崎フロンターレ
川崎フロンターレ

【川崎フロンターレ 1-1 サンフレッチェ広島 J1第10節】

 明治安田生命J1リーグ第10節の川崎フロンターレ対サンフレッチェ広島戦が18日に行われ、1-1の引き分けに終わった。

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 連覇を目指す川崎Fは開幕5連勝のあと1引き分けを挟んで再び5連勝を収め、無敗で首位を快走。広島も第8節までは無敗だったが、直近2試合は0-1での連敗という状況で王者との対戦を迎えた。

 前半から主導権を握った川崎Fは徐々に圧力を強め、ゴールに迫る形を増やしていく。先制点が生まれたのは前半38分。右SBの山根視来がエリア左に侵入して放ったシュートはGK大迫敬介にストップされたが、こぼれ球を拾った山根が脇坂泰斗へ戻し、ダイレクトで繋いだボールから最後は家長昭博が今季6点目となるシュートを蹴り込んだ。

 55分には登里享平のクロスにファーサイドから飛び込んだ三笘薫のシュートがネットを揺らし、川崎Fが追加点を奪う理想的な試合展開になったかと思われた。だがニアに飛び込もうとしてプレーに関与したレアンドロ・ダミアンがオフサイドだったというVAR判定により得点は認められず。

 スコアは1-0のまま試合再開となり、その数分後には広島に同点ゴールが生まれる。GK大迫からのロングボールを左サイドで受けたジュニオール・サントスがジェジエウを振り切ってゴール正面からのシュートに持ち込み、惜しくも左ポストを叩いたボールを最後は森島司が角度のない位置から押し込んだ。

 終盤まで両チームにチャンスはあったが、それ以上スコアは動かず。7分間の長いアディショナルタイムを経て1-1でタイムアップを迎え、川崎Fは無敗を守ったが連勝が5でストップすることになった。

【得点者】
38分 1-0 家長昭博(川崎F)
65分 1-1 森島司(川崎F)

【了】

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