【写真:Getty Images】
パラグアイ1部のスポルティング・ルケーニョに所属する元日本代表FW森本貴幸は、現地時間17日に行われるナシオナル戦で移籍後初出場を果たす可能性もあるようだ。パラグアイ『オイ』が16日に伝えている。
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森本は昨年10月にギリシャ3部のAEPコザニに加入したあと、リーグ開始の目処が立たないまま1月に退団。2月にはルケーニョに加入が決定したが、先月半ばには現地での飲酒運転および救護義務違反により逮捕されたと報じられ、パラグアイでプレーすることが認められない可能性があるとの見通しを伝えるメディアもあった。
だが加入発表から2ヶ月あまりを経て、ようやくルケーニョでのデビューを飾ることができるかもしれない。ナシオナル戦の前日会見で起用の可能性に言及したルイス・フェルナンド・エスコバル監督のコメントを現地メディアが伝えた。
「(森本は)待ちわびている。明日出場できるかどうか様子を見てみよう。新型コロナ検査の結果を待つ必要がある。彼は非常に良い練習ができており、明日はメンバーに入るかもしれない」と同監督はコメントしている。
エスコバル監督は森本について、「スペースへの入り方が非常にうまいFW。(マウロ・)ボセーリに似たフィニッシャーだ」とも評している。元アルゼンチン代表でもあるボセーリは、今季からパラグアイの強豪セロ・ポルテーニョでプレーしている。
ギリシャに渡る以前には、昨季J2のアビスパ福岡でリーグ戦3試合に出場していた森本。公式戦に出場すれば昨年8月以来約8ヶ月ぶりとなる。
【了】