【写真:Getty Images】
【チェルシー 0-1 (2-1)1 ポルト CL準々決勝2ndレグ】
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、チェルシー対ポルトが現地時間13日に行われた。ホームのチェルシーが0-1の敗戦を喫したものの、2戦合計2-1で準決勝進出を果たした。
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アウェイでの1stレグを2-0で制し、優位に立っていたチェルシーの先発にはジョルジーニョやエンゴロ・カンテ、カイ・ハフェルツやクリスティアン・プリシッチなどが名を連ねた。
ホームのチェルシーは2点のアウェイゴールで優位に立っているが、予断は許さない状況。だが、ホームでゴールを奪うことができない。均衡が破れたのは後半ATだった。ナヌのクロスにメフディ・タレミがバイシクルシュート。これがゴール右に決まった。タレミのスーパーゴールでポルトが先制したが、あと1点足りず。ポルトが2ndレグを制するも、チェルシーが2戦合計2-1で準決勝に進出した。
データサイト『WhoScored』による採点でマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)を獲得したのはこの試合で勝利を逃したチェルシーのイタリア代表MFジョルジーニョだった。採点で7.69を獲得したジョルジーニョは攻守に貢献。パス本数はチーム最多の65。パス成功率は最高だったチアゴ・シウバに次ぐ2位の記録となる86.2%だった。ジョルジーニョがパスでチームにリズムをもたらしていたのが分かる。
そして圧巻だったのが守備面だ。インターセプトはチーム2位の2回。トータルタックル数は8回を記録した。ジョルジーニョが中盤でポルトの攻撃の芽を潰す門番として立ちはだかった。プレミアリーグで1試合平均2.7回のタックル数を誇るカンテのこの日のタックル成功数は2回。カンテをはるかに超えていた。
過去の試合のスタッツを見てもジョルジーニョの8回のタックル成功数は今季自身最多。この試合では自身の1試合平均タックル数2.1回をはるかに超えていた。クロスからのスーパーゴールで1点を失いチェルシーは敗戦したが、ジョルジーニョが守備で相手の攻撃の芽を潰し、パスで攻撃のリズムを作った。1点に抑えられたのもジョルジーニョの貢献度が高かったのが要因の一つだろう。MOM獲得も納得だ。
【了】