ドイツ代表では引退勧告。ドルトムントで時代を築いたCB
【写真:Getty Images】
DF:マッツ・フンメルス(ドルトムント)
生年月日:1988年12月16日(32歳)
19/20リーグ戦成績:31試合1得点3アシスト
市場価値:1400万ユーロ(約18億円)
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ユルゲン・クロップ監督の下で黄金時代を築いたマッツ・フンメルスが、19年夏にドルトムントに復帰した。クロップ時代はネヴェン・スボティッチとのコンビで制空権を握り、正確なフィードで攻撃の起点となった。15/16シーズンには引退したセバスティアン・ケールからキャプテンマークを継承。わずか1年でバイエルンに移籍したが、ドルトムントに復帰した昨シーズンも、長期離脱のマルコ・ロイスに代わってキャプテンを務めた。
圧倒的な「空中戦」の強さは32歳となった現在も健在で、空中戦勝利数では毎年のように上位に名を連ねる。「スピード」はもともとないが、豊富な経験とインテリジェンスでカバーしている。チームに苦言を呈することもあり、若いチームのご意見番という役割も担っている。
ドイツ代表でも長きに渡って活躍し、2014年のブラジルワールドカップ制覇に貢献した。しかし、ヨアヒム・レーヴ監督により引退勧告を受け、「この扱いは成し遂げたことに対して公正に評価されていない」と本音を吐露。しかし、その後のドルトムントでの活躍を見れば、ブンデスリーガを代表するパフォーマンスに疑いの余地はない。
【了】