【写真:Getty Images】
ドイツ2部のハノーファーに所属する日本代表MF原口元気は、もはや今季終了後の他クラブへの移籍が確実になったとみられている。現地メディア『Sportbuzzer』が13日付で見通しを伝えた。
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原口はブンデスリーガ2部の最近5試合で4得点を挙げるなど好調。だがチーム自体はその5試合も含めて直近7試合で白星がなく、もはや来季の1部昇格は絶望的となった。11位にまで順位を下げ、残り7試合で昇格ラインとは勝ち点14ポイント引き離されている。
昇格を逃せば移籍濃厚と以前から報じられていた原口がハノーファーを去ることは決定的かもしれない。好調を維持している最近の数試合も、「ディーヴァ(歌姫)のお別れツアー」だと地元メディアは表現している。
原口は「ハノーファーの創造性の中心」であり、「オーケストラは彼のために演奏している。彼がペースを決め、喝采を集めている」と『Sportbuzzer』は原口を絶賛。だが「彼ほど才能のないチームメートたち」の低調なプレーに報われず、苛立ちを見せていると伝えている。
今季終了後の移籍は確実視され、あとは新天地がどこになるかという点だけが問題だとされている。移籍先候補としては2部降格が濃厚な名門シャルケのほか、古巣のフォルトゥナ・デュッセルドルフ、ケルン、ウニオン・ベルリンなどが挙げられている。
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