【写真:Getty Images】
ドイツ1部のフランクフルトを率いるアディ・ヒュッター監督は今季限りで契約を解除し、来季からボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)の新監督に就任することが決定した。13日に両クラブより発表が行われている。
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フランクフルトとの契約は2023年6月まで残されていたが、解約解除を可能とする条項も設定されており、ヒュッター監督はその行使をクラブに伝えたとのこと。今季末までフランクフルトを率い、来季からボルシアMGに移ることになる。現在ボルシアMGを率いているマルコ・ローゼ監督は、来季からボルシア・ドルトムントの新監督に就任することが2月に発表されている。
オーストリア出身のヒュッター監督は過去に母国のレッドブル・ザルツブルクやスイスのヤング・ボーイズなども指揮。2018/19シーズンからフランクフルトの監督に就任し、今季で3年目を迎えていた。
フランクフルトでは1年目にブンデスリーガ7位の成績を残し、ヨーロッパリーグで準決勝進出を果たすなど躍進。2年目は9位に順位を下げたが、今季は現在4位に位置し、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得も十分に狙える状況となっている。
フランクフルトに所属する長谷部誠と鎌田大地にとっても、来季の監督交代は大きな影響をもたらすかもしれない。長谷部はキャプテンも任されるなどヒュッター監督からの信頼厚く、年齢を感じさせない活躍ぶりで来季も契約を延長。鎌田大地もベルギーへのレンタルから戻ったあと、同監督のもとでフランクフルトの主力として重要な存在となった。
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