【写真:Getty Images】
今季の欧州5大リーグの中で、21歳未満の若手選手を最も多く試合に起用しているチームはドイツのボルシア・ドルトムントであることが明らかになった。 国際サッカー連盟(FIFA)の関連機関であるスポーツ研究国際センター(CIES)が12日付で統計データを伝えている。
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CIESでは世界各国71リーグの999クラブを対象とし、今季の各国リーグ戦における若手選手の起用を調査。試合時点で21歳未満だった選手のプレー時間が全体に占める割合をランキング化している。
いわゆる欧州5大リーグ(スペイン、イングランド、ドイツ、イタリア、フランス)では、21歳未満の選手のプレー時間の割合が最も高いのはドルトムント(28.5%)。FWアーリング・ブラウト・ハーランド、MFジョバンニ・レイナ、FWジェイドン・サンチョ(先月25日で21歳)、MFジュード・ベリンガムなど多くの若手選手が躍動するクラブであることを考えれば納得の結果だろう。
2位以下にはニース(24.3%)、モナコ(24.1%)、レンヌ(20.7%)とフランス勢が続く。イングランドではウルヴァーハンプトン(16.2%)、スペインではバルセロナ(15.0%)、イタリアではヴェローナ(11.7%)が最も21歳未満の選手のプレー時間が多いクラブとなっている。インテルやラツィオ、トッテナム、フランクフルトなど「0%」も11チーム存在している。
日本を含めたアジアのクラブも調査に含まれている。J1は今季序盤の数試合のみが調査対象となっているためサンプル数は少ないが、サガン鳥栖が22.7%で最も若手率の高いチームとなっている。
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