【写真:Getty Images】
イタリア・セリエA第30節のユベントス対ジェノア戦が現地時間11日に行われ、ホームのユベントスが3-1で勝利を収めた。試合後にユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドが取った行動が物議を醸している。
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試合は前半にデヤン・クルゼフスキとアルバロ・モラタのゴールで2点を奪ったユベントスがリード。後半立ち上がりには1点を返されたが、ウェストン・マッケニーのゴールで突き放した。首位インテルには12ポイントの大差をつけられているとはいえ、混戦となっている2位以下の争いの中で貴重な勝ち点3を手に入れた。
だがタイムアップ後にC・ロナウドが取った行動がカメラに捉えられ、注目が集まった。ユニフォームを脱いだC・ロナウドはそれを丸めると、片手でゴール裏の方へと放り投げたのだ。試合は無観客で行われており、サポーターのいる観客席に向けてプレゼントとして投げ入れたわけではない。
先日にはポルトガル代表でキャプテンマークをピッチに叩きつけた一件もあり、自身が無得点に終わった怒りを表した行動だったのではないかとして騒ぎとなった。だがその後明らかになったところによれば、C・ロナウドはピッチサイドにいたボールボーイからユニフォームをせがまれ、それに応じたのだという。
それでも、C・ロナウドが不満を抱えているのではないかという憶測は消えない。アンドレア・ピルロ監督も試合後に「彼はゴールを決められなくて怒っていた」と認めており、ユニフォームを“投げ捨てる”ようなボールボーイへの与え方はやはり不満の表れではないかともみられている。
伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えたところによれば、C・ロナウドはその後ドレッシングルーム内で壁に拳を打ち付けて怒りをあらわにしていたという。これまでにも今季限りでの退団の可能性がたびたび噂されるなど、「未来が不確定」であることが苛立ちに繋がっているのではないかとの見方も伝えられている。
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