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モウリーニョにとってキャリア最悪の年? 古巣マンU相手に自身初の不名誉記録

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョゼ・モウリーニョ
【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグ第31節のトッテナム対マンチェスター・ユナイテッド戦が現地時間11日に行われ、アウェイのユナイテッドが3-1で勝利を収めた。トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督は、古巣相手に“自己ワースト”の不名誉記録を残すことになってしまった。

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 試合は前半40分に韓国代表FWソン・フンミンのゴールで先制したトッテナムが1-0のリードで折り返す。だが後半には3点を奪ったユナイテッドが逆転し、アウェイで勝ち点3をもぎ取る結果となった。

 トッテナムはこれで今季プレミアリーグの成績が14勝7分け10敗。モウリーニョ監督は、約20年間に及ぶ監督キャリアの中で初めてリーグ戦「10敗」の二桁黒星を喫したことになった。

 近年はタイトルから遠ざかっているとはいえ、過去にはポルトガル、イングランド、インテル、スペインの4ヶ国で計8回のリーグ優勝を成し遂げるなど優れた実績を残してきたモウリーニョ監督。率いてきたのはビッグクラブばかりということもあり、過去に二桁の黒星を味わったことはなかった。

 もっとも2015/16シーズンのチェルシーではリーグ戦16試合を終えた時点で4勝3分け9敗という成績を残して解任されており、実質的なキャリアワースト成績はこの年だったと言えるだろう。だがそれ以外は全てのチーム、全てのシーズンで年間6位以上の成績を残しており、現在7位の今季はフルシーズンを戦った年としてはキャリア最悪の成績となる可能性もある。

【了】

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