【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ第28節のシュトゥットガルト対ボルシア・ドルトムント戦が現地時間10日に行われ、アウェイのドルトムントが3-2で勝利を収めた。シュトゥットガルトの遠藤航は、チームが敗れた中でも現地メディアに高評価を受けている。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
遠藤は今季開幕から28試合連続となる先発で、ボランチとしてフル出場を果たした。試合は前半にシュトゥットガルトが先制して折り返したが、後半立ち上がりの連続ゴールでドルトムントが逆転。78分にはシュトゥットガルトが2-2の同点としたが、最後は19歳MFアンスガー・クナウフの初ゴールが決勝点となりドルトムントが打ち合いを制した。
独紙『ビルト』では、この試合の遠藤のパフォーマンスに対して採点「3」(ドイツでは1から6までで数字が小さいほど高評価)。シュトゥットガルトの先制点を挙げたFWサーシャ・カライジッチに両チームを通して単独最高点の「2」がつけられ、遠藤はそれに次ぐ選手の一人となった。
一方、地元紙『シュトゥットガルター・ツァイトゥング』では遠藤に対して他の3選手と並んでチーム最高タイの採点「2」をつけた。数字的には並んでいるとはいえ、「遠藤航は良かったがドルトムントに及ばなかった」と採点記事にタイトルをつけるなど、チームのベストプレーヤーとして評価している。
「サーシャ・カライジッチの先制点の場面では力強く起点となった。ターンから素早くパス、まさに遠藤らしい。全体的に攻守にわたって多くのプレーに絡んだ」と遠藤に対して寸評。決勝点の場面ではクナウフへの対応が不十分だったと指摘しつつ、それでも「日本人選手はこの夜もまたしてもシュトゥットガルトのベストだった」と締めくくっている。
【了】