【写真:Getty Images】
6日に行われたチャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ対ボルシア・ドルトムントの一戦で副審を務めたオクタビアン・ソブレ氏が注目を集めている。
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ソブレ副審は試合後、ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドにサインを求めた。この様子が映像に映っており、各地から非難の声があがっている。
しかしその後、同副審が以前から有名選手のサインをもらってはオークションにかけ、その収益を自閉症支援施設に寄付していることが伝えられており、称賛を集めている。
ただ、審判団としては、容認できない行為だったようだ。
ルーマニアメディアの報道として英『デイリー・メール』が伝えたところによると、ソブレ副審はしばらくルーマニア1部リーグで担当を外れることになった。UEFAの審判長であるロベルト・ロセッティ氏は7日、「受け入れられない行為」と明確にしており、ルーマニアの審判連盟が同様の立場をとった形だ。
崇高な目的があったとしても、何より中立性が求められる審判という職業をする上で、特定の選手にサインをもらうというのはフェアではないととられてしまうかもしれない。
【了】