飯倉との一騎打ちは見応え
GKコーチ:アレックス
前川黛也(万)
飯倉大樹(現)
廣永遼太郎★
伊藤元太
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昨シーズンは前川黛也が15試合、飯倉大樹が18試合に出場し、ACLでは前川がいい経験を積むことができました。前川は今年に期するものが相当あるようです。昨年はシーズン途中に三浦敦寛監督に代わったとはいえ、GKに求められるものはフィンク監督時代とそれほど変わっていないとみています。ですので、シュートストップのキャパシティが大きい前川が台頭すると予想しています。
タイプ的に言うと前川は、足下はそれほど得意ではありませんが、万能タイプに振り分けられます。父(元日本代表の前川和也)譲りの身体能力でゴールを守るタイプのGK。経験値が上がり、ゲーム感、能力もアップしているだけに、その潜在能力が引き出される可能性があります。
現代タイプで機動力が武器の飯倉も負けていられないと思っているはずですから、2人の一騎打ちは見応えがあります。広島から加入した廣永遼太郎は得意の足下を活かすためにも、シュートストップの反復練習が多いブラジル人のアレックスGKコーチとの出会いを大切にしたいところです。
(構成:吉沢康一)
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コンセプトを一般公開できないとなれば、こちら側が様々な手法を使って分析していくほかない。なぜ、コンセプトの解剖にこれほどまでに執着するのかと言えば、抽象的にJリーグを眺める時代は終わりにしたい、という願望からである。そう、本質の話をしよう、ということだ。
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【了】