【写真:Getty Images】
【グラナダ 0-2 マンチェスター・ユナイテッド ヨーロッパリーグ準々決勝1stレグ】
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ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグ、グラナダ対マンチェスター・ユナイテッドが現地時間8日にロス・カルメネスで行われた。
試合は攻守がよく切り替わる激しい展開となったが、その中でユナイテッドが力の差を見せつけた。31分にヴィクトル・リンデロフからのロングフィードに抜け出したマーカス・ラッシュフォードがゴールネットを揺らすと、試合終盤にはブルーノ・フェルナンデスがPKのチャンスをモノに。そのままアウェイチームは0-2で試合を締めることに成功した。
そんなグラナダ対ユナイテッドで起きた珍事は、試合開始6分のことだ。コロナ禍による無観客試合にも関わらず、スタンド席から一人の男が乱入。頭から顎までびっしりと毛が生えた全裸の男はピッチを走り、その後警備員に捕まっている。
ただ、無観客試合による乱入者は珍しかったが、グラナダの人々にとってこの男の出現自体はそう珍しいことではなかったのかもしれない。スペイン『マルカ』によると、この男は地元では有名な人物で、名前はオルモ・ガルシアというようだ。
グラナダ出身というガルシアはもともとアスリート向けの食品を販売する会社に勤めていたようだが、5年ほど前から全裸で街を歩く活動を始めたと言う。
ガルシアが裸で旅をすることで有名になったのは、スペイン北部のキリスト教巡礼路「カミーノ・デ・サンティアゴ」を靴も履かず全裸で何百キロも歩き通した時だという。それ以来、ガルシアはグラナダの街を全裸で散策することが恒例となったようで、SNSなどでも話題となっている。
昨年12月には、グラナダ大聖堂のファサードに座り日光浴している姿が目撃され、消防隊に回収されている。また、グラナダ県とアルメリア県に属するシエラ・ネバダ山脈を全裸で登り、数々のスキーヤーたちを驚かせることもあったようだ。そして今回、ロス・カルメナスに登場。なお、どのようにしてスタジアムに入ったかは現時点で明らかとなっていない。
ちなみにガルシアが全裸で街を歩く理由は、人間と環境の持続可能性、世界平和を主張するためだという。本人曰く、この取り組みで苦情を受けたことはないと断言しているようだが…。
【了】