【写真:Getty Images】
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグのレアル・マドリード対リバプール戦が現地時間6日に行われ、ホームのマドリーが3-1で勝利を収めた。リバプールのユルゲン・クロップ監督は試合後に、前半終了を待たずに交代させたMFナビ・ケイタを擁護している。
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公式戦3連勝と復調の気配を見せていたリバプールだが、敵地でのマドリー戦では前半27分、36分と立て続けに失点。42分には先発していたケイタをチアゴ・アルカンタラと交代させて修正を図り、後半立ち上がりには1点を返したが、結局もう1点を奪われて敗れる結果に終わった。
クロップ監督は、ケイタの交代は負傷などではなく「戦術的」なものだったと認めつつ、前半の苦戦の原因がケイタだけにあったわけではないとも主張している。英紙『エクスプレス』など複数メディアが試合後のコメントを伝えた。
「この仕事でああいうことはしたくないものだ。一人の選手に前半の責任があったように見えてしまう。(だが)ナビに責任があったわけではない」とクロップ監督。低調なパフォーマンスで交代に値した選手はケイタだけではなかったとも語っている。
「彼はこの試合で良くなかったが、正直に言えばあの時には他に何人か替えてもおかしくはなかった。ナビがどうこうではない。ナビの責任のように言われてしまうがそうではない」と監督は続けた。
だがリバプールでこれまで十分な出場機会を得られていなかったケイタとしては、貴重なアピールチャンスを逃すことになってしまったのは確か。地元紙『リバプール・エコー』などでは、ケイタの来季以降の去就がますます不透明になったという見方も伝えている。
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