【写真:Getty Images】
多くのビッグクラブが獲得を望んでいると噂されるボルシア・ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドだが、レアル・マドリードが同選手に関心を示しているのは“フェイク”だという見方も伝えられている。
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ハーランドは今季のドルトムントでここまで公式戦32試合に出場して33得点を記録。ブンデスリーガで5位に位置するドルトムントが来季チャンピオンズリーグの出場権を逃す可能性が高まりつつあることもあり、他国のビッグクラブへの移籍に向けた報道が加速している。
スペインは特に有力視される移籍先のひとつ。先日にはハーランドの父親が代理人のミーノ・ライオラ氏を伴ってスペインを訪れ、バルセロナおよびマドリーと接触するという“あいさつ回り”を行ったことも報じられていた。
だが『ユーロスポーツ』は6日付で独占情報として、マドリーがハーランドの獲得に関心を示す様子を見せているのは本心ではないと伝えている。同メディアによればその真意は、宿敵バルセロナのハーランド獲得を阻むための「移籍金釣り上げ」にあるという。
いずれにしてもハーランドを獲得するクラブは巨額の移籍金を支払う必要があるが、それがさらに引き上げられたとすれば、財政難に苦しむバルサにとっては獲得は難しくなる。マンチェスター・シティなどプレミアリーグのクラブが獲得に向けて優位に立つことになるかもしれない。
マドリーがハーランドの獲得に乗り気ではない理由のひとつは、代理人のライオラ氏との過去の遺恨にもあると伝えられている。同氏の要求した多額の手数料が原因となってMFポール・ポグバの獲得が破談に終わったことなどから、マドリーにはライオラ氏と本気で交渉を行う意思はないとのことだ。
ハーランドと並んでマドリーが獲得を望んでいると噂されるストライカーはパリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペ。真のターゲットはこちらなのかもしれない。
【了】