【写真:Getty Images】
【バルセロナ 1-0 レアル・バリャドリード ラ・リーガ第29節】
ラ・リーガ第29節、バルセロナ対レアル・バリャドリードが現地時間5日に行われた。ホームのバルセロナが1-0の勝利を収めた。
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均衡が破れたのは試合終了間際の90分、右サイドを上がったフレンキー・デ・ヨングがクロスを供給。ロナルド・アラウージョが頭に当てると、ファーサイドに待ち構えていたウスマン・デンベレが左足一閃。これがゴールに突き刺さった。試合はこのまま終了。バルセロナが1-0の勝利を収め、首位アトレティコ・マドリードとの勝ち点差を1とした。
MFであるデ・ヨングはこの日、CBでプレー。バリャドリード攻撃陣をシャットアウト、さらには決勝点を演出しバルセロナの勝利に貢献した。本来のポジションではなくても、圧巻のプレーを見せていた。
データサイト『WhoScored』による採点では、8.51を獲得したデンベレがマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)を獲得。ゴールを決めたデンベレに注目が行きがちだが、CBでプレーしたデ・ヨングが驚きの数字を見せている。
この試合でデ・ヨングが出したパス本数は98。これは両チーム合わせても最多。また、ボールタッチ数は110回とジョルディ・アルバに次ぐ数字となった。さらにパス成功率は圧巻の94.9%を記録。リオネル・メッシの86%を超えている。驚くべきはそれだけではない。CBでありながら、キーパスは3本を記録。5本のメッシに次ぐ2位の数字となっている。CBであろうとも、決定的なパスを出し、いかにチャンスを作っていたのかが分かる。
バルセロナの象徴メッシやゴールを決めたデンベレも凄いが、データで見るとデ・ヨングがどれだけ勝利に貢献していたのかが分かる。
11日はいよいよエル・クラシコ。レアル・マドリードとの試合でもデ・ヨングのプレーに注目が集まりそうだ。
【了】