今年は相当失点がかさむか…
GKコーチ:塚本秀樹
村上昌謙(オ)
杉山力裕(オ)
山ノ井拓己(現)
永石拓海★(現)
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とにかく痛いのはセランテスが抜けたことです。山ノ井拓己に期待はしていますが、昨年の出場は1試合にとどまっています。村上昌謙もJ2レベルのGKで、杉山力裕も力は落ちてきています。正直なところ今年は相当失点がかさむと思います。
J1のGKレべルを考えた時に、福岡のGKグループにはそのレベルにあるGKを見つけることはできません。逆に、GKコーチ目線で言えばこのメンバーを見るとJ1で最もGKコーチをやりたくなるチームです。
GKに序列がなく、杉山にもうひと花咲かせるためには何をやったらいいか、キャリアのない山ノ井をどう育てるのかなど、GKコーチとしてのやりがいがありそうです。いずれにせよ、福岡のGKはウイークポイントと考えなければいけないでしょう。
タイプで分けると杉山、村上はオーソドックスタイプ、山ノ井はリーダーシップも発揮できる静岡学園出身で足下のしっかりした現代タイプ。福岡大学出身の永石拓海も現代タイプで、福岡に戻って来てワンチャンスを生かし、ポジションを掴む可能性はあると思います。
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≪書籍概要≫
定価:1650円(本体1500円+税)
究極の2021Jリーグアナリティクス
Jクラブにとってコンセプトの5文字はもしかしたらタブーワードなのかもしれない。クラブのコンセプトをひけらかすことは、すなわち“秘伝のレシピ”の流出を意味する。もちろん、これはコンセプトという壺にタレが脈々と継ぎ足されているクラブに限った話ではあるのだが……。
コンセプトを一般公開できないとなれば、こちら側が様々な手法を使って分析していくほかない。なぜ、コンセプトの解剖にこれほどまでに執着するのかと言えば、抽象的にJリーグを眺める時代は終わりにしたい、という願望からである。そう、本質の話をしよう、ということだ。
今回は2021年のJリーグをより具体的に俯瞰できるように、J1・J2・J3のコンセプトマップを筆頭とし、補強からGKのコンセプトまで本質を抉る企画を揃えた。この「究極のアナリティクス誌」を携えれば、コンセプトなき“あのクラブ”が手に取ってわかるはず、だ。
【了】