【写真:Getty Images】
先月末のインターナショナルウィーク中にイタリア代表に招集されていた選手が、クラブ合流後に新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けるケースが相次いでいる。5日までに陽性が発表された選手は計4人となった。
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イタリア代表は先月末から開始された2022年カタールワールドカップ欧州予選に臨み、北アイルランド代表、ブルガリア代表、リトアニア代表との3連戦にいずれも2-0の無失点勝利。本大会出場に向けて順調なスタートを切った。
だが3月31日に行われた最後のリトアニア戦を前に、イタリアサッカー連盟(FIGC)は代表チームのスタッフ4人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことを発表。試合は予定通りに開催されたが、選手たちにも感染が広がっている可能性が懸念されていた。
その不安は現実のものとなった。まずは1日に、DFレオナルド・ボヌッチが陽性判定を受けたことを所属クラブのユベントスが発表。続いて2日にはパリ・サンジェルマン(PSG)もMFマルコ・ヴェッラッティの陽性判定を発表した。ヴェッラッティは今年1月に続いて2度目の感染となり、今週行われるチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグのバイエルン・ミュンヘン戦も欠場する見通しとなった。
さらにPSGは5日にDFアレッサンドロ・フロレンツィも陽性判定を受けたことを発表。フライブルクもFWヴィンチェンツォ・グリフォの陽性を発表した。スタッフ4人と選手4人、計8人の感染が現在までに確認されたことになり、イタリアメディアでは「クラスター」であるとして感染の拡大を伝えている。
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