【写真:Getty Images】
今季のプレミアリーグは終盤戦に突入している。消化試合数に差があるものの、すべてのチームが残り10試合を切っている。マンチェスター・シティが首位を走る一方で、昨年の王者リバプールはUEFAチャンピオンズリーグ出場権の手が届かない6位につけている。
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チームの不調に呼応するように、リバプールが誇る両サイドバックのスタッツも芳しくない。昨季は13アシストを記録したトレント・アレクサンダー=アーノルドだが、今季は4アシストに留まっている。昨季12アシストのアンドリュー・ロバートソンも現時点で5アシスト。DFの中でのアシスト数は1位と2位だったが、今季はそれぞれ5位と3位に沈んでいる。
データサイト『Whoscored.com』では、試合ごとの評価(レーティング)を公開している。今季のプレミアリーグで15試合以上に出場したサイドバックを対象とすると、アレクサンダー=アーノルドの平均評価は6.90で15位、6.80のロバートソンは20位。20チームが所属するプレミアリーグの中では、至って標準的なスコアとなっている。
一方で、首位を走るシティのジョアン・カンセロは、リーグトップとなる7.40という評価を与えられている。今季はカイル・ウォーカーに代わって右サイドバックで起用されることも多く、両サイドで輝きを放つ。攻撃時にインサイドで攻撃に関わるスタイルは「カンセロ・ロール」と称され、シティの大きな武器になっている。
2位以下は、チェルシーのリース・ジェームズ、エバートンのリュカ・ディーニュと続く。マンチェスター・ユナイテッドのアーロン・ワン=ビサカとルーク・ショーは4位と5位に入っている。チームの浮沈に大きく影響するサイドバックに注目してみるのも面白いかもしれない。