【写真:Getty Images】
ユベントスに所属するアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラは、軽率な行動によりクラブとの関係が悪化し、夏の移籍市場でプレミアリーグのクラブなどに移籍する可能性が高くなったという憶測も強まっている。
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1月以来負傷で戦列を離れていたディバラは、今週末に行われるトリノとのダービーマッチで復帰するとも予想されていた。だが新型コロナウイルス感染対策に違反するパーティーに参加したことでクラブの怒りを買い、メンバーから外される結果となってしまった。
ディバラはMFアルトゥールとともに、MFウェストン・マッケニーの自宅で夜間に開かれたパーティーに参加。現在のイタリアの感染対策に違反する行為として問題視され、アンドレア・ピルロ監督は3人をトリノ戦の招集メンバーから除外する決断を下した。
今季が終わればユベントスとの契約が残り1年となるディバラは、以前から移籍が噂される状況だった。今回の一件によりプレミアリーグなどへの移籍の可能性が高まったという見方が、英国メディアを中心として盛んに伝えられている。
英紙『ザ・サン』は、ディバラのユベントスでのキャリアが「終わった」と報道。『デイリー・メール』紙も、ユベントスがディバラに「裏切られた」と感じ、1年後に契約が満了してフリーで移籍されることを避けるためにも今年夏に他クラブの選手とのトレードを望んでいると伝えた。
『メトロ』氏は、ディバラの規律違反が「チェルシーやアーセナルへの大きな後押し」になったとしている。チェルシーはボルシア・ドルトムントのFWアーリング・ブラウト・ハーランドの獲得、アーセナルはMFマルティン・ウーデゴールの引き留めを希望しているが、それぞれ不可能な場合の代役としてディバラにも関心を抱いているようだと同紙は述べた。
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