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ハーランド、レアル移籍の条件はアーセナルにレンタル中の同胞MFの復帰?

text by 編集部 photo by Getty Images

アーリング・ブラウト・ハーランド、マルティン・ウーデゴール
【写真:Getty Images】

 ボルシア・ドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドの来季去就に向けた報道が過熱している。本人はレアル・マドリードへの移籍を希望しているとも報じられているが、そのマドリーに対してひとつの“条件”を突きつけているという報道もある。

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 20歳の若さですでに世界トップクラスのストライカーと評価されるハーランドに対しては、欧州各国の主要ビッグクラブの大半が関心を示していると噂されてきた。だが争奪戦への不参加を表明するクラブも出てきている。

 バイエルン・ミュンヘンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOは先日、FWロベルト・レバンドフスキがいる限り新たなセンターフォワードの獲得に動くことはないと主張。一方でマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督も、退団を表明したFWセルヒオ・アグエロの後継者としてハーランドを獲得する可能性について問われると、金額的に「不可能」だと発言している。

 一方で、ハーランドの移籍先となる可能性が高まっていると報じられているのはスペイン。今週にはハーランドの父親が代理人のミーノ・ライオラ氏とともにスペインに飛び、まずバルセロナ、次にマドリードを訪れて2クラブとの話し合いを行ったと報じられている。

 スペイン紙『アス』は3日付で、ハーランド本人はマドリーへ移籍することを希望していると伝えた。またスペイン『オンダ・セロ』は、ハーランドがマドリーへ移籍する条件として、同じノルウェー代表のMFマルティン・ウーデゴールと一緒にプレーすることを要求していると報じている。

 ウーデゴールは今季前半戦にマドリーで出場機会を得られず、1月にレンタル移籍したアーセナルで活躍中。アーセナルは来季もウーデゴールをチームに引き留めることを希望しているとみられているが、その動向がハーランドの移籍にも影響することになるかもしれない。

【了】

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