【写真:Getty Images】
カタールワールドカップ・欧州予選グループJ第3節、ドイツ代表対北マケドニア代表が現地時間3月31日に行われた。ドイツが1-2の敗戦を喫し、W杯予選では約20年ぶりの黒星となった。
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ドイツは前半アディショナルタイムに先制を許し、後半へ折り返す。すると63分にイルカイ・ギュンドアンがPKを決め、同点に追いついた。そしてドイツに逆転のチャンスが巡ってきた。
80分、セルジュ・ニャブリのスルーパスに抜け出したギュンドアンがペナルティエリア左に侵入すると、エリア中央に走り込んできたティモ・ヴェルナーに横パス。相手DFはマークにつけずヴェルナーは”どフリー”で左足を振り抜く。だが左足に上手く当たらず、ボールは無情にもゴール右に外れてしまった。この瞬間、ヴェルナーはその場にしゃがみ込み落胆。ギュンドアンも頭を抱えていた。結局、ドイツは勝ち越しゴールを許し、1-2の敗戦を喫した。
昨季はブンデスリーガで28得点を挙げ、ライプツィヒからチェルシーに移籍となったヴェルナー。大きな期待を背負って臨んだ今季だが、ここまでプレミアリーグで28試合出場5得点8アシストと物足りなさを感じる。今回の代表戦3試合は全て途中出場。北マケドニア戦の出場時間は34分。この3試合で最も長い出場時間を与えられたが、最大の決定機も決めきることができず。代表戦は無得点でチェルシーに戻ることになった。
データサイト『WhoScored』によるスタッツを見てもドイツ代表は圧倒的。ドイツのポゼッション率は69.5%。シュート本数では11対6で北マケドニアを上回っていた。決定機を逃したのが響き、W杯予選では約20年ぶりの黒星となった。
チェルシーで苦しむヴェルナー。この代表戦を復調のきっかけにしたかったところだが、自身が最大のチャンスを外してしまい、さらにはドイツが歴史的な敗戦。今後のプレーに悪影響を及ぼさなければ良いが…。
【動画】ヴェルナーが決定機を逃した試合はこちら
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