【写真:Getty Images】
カタールワールドカップ・欧州予選グループJ第3節、ドイツ代表対北マケドニアが現地時間3月31日に行われた。ドイツが1-2の敗戦を喫し、W杯予選では約20年ぶりの黒星となった。
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ドイツではカイ・ハフェルツやヨシュア・キミッヒ、マンチェスター・シティで好調のイルカイ・ギュンドアンやレロイ・ザネなどがスタメンに名を連ねた。FIFAランキング13位のドイツが、65位の北マケドニアにまさかの敗戦となった。
先制したのは北マケドニア。前半アディショナルタイム、エズジャン・アリオスキが左サイドからペナルティエリア右のエニス・バルディへロングボールを供給。バルディはトラップから中央にグラウンダーのクロスを送ると、フリーのゴラン・パンデフがダイレクトで合わせゴールネットを揺らした。
先制を許したドイツだったが、63分に同点に追いつく。ザネが獲得したPKをギュンドアンが決め、振り出しに戻す。その後もチャンスを作り北マケドニアを圧倒していたドイツだったが、試合終盤に勝ち越しを許してしまう。
85分、アリヤン・アデミがペナルティエリア左から中央にグラウンダーのパスを供給。エリフ・エルマスがダイレクトで合わせ、ゴールネットを揺らした。これが決勝点となり、北マケドニアが2-1の勝利を収めた。
データサイト『WhoScored』によるスタッツを見ると、ドイツのポゼッション率は69.5%。シュート本数では11対6、パス成功率も89%対72%とドイツが北マケドニアを圧倒していたように見える。だが、決定機を逃さなかった北マケドニアがドイツから金星を奪った。
ドイツ代表のW杯予選での敗戦は2001年の日韓W杯・欧州予選でイングランド代表に敗れて以来のこと。約20年ぶりの敗戦となった。北マケドニアはグループ2位に浮上。ドイツは同3位に後退となった。
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